英語教師きいとのブックマーク

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おすすめ本「GRIT やり抜く力」

9月になりました。気を抜くとすぐに文法⇒本文という教え方をしてしまいます。自分が受けた教授法が一番再現しやすいからです。三つ子の魂百までとはこのこと。反省。

今年度はコロナの影響で学習内容を駆け足で進めていますが、ようやく例年通りの単元に追いついた感じです。ラウンド制を試してみたかったのですが、やっぱり今まで通りと同じ感じの授業の流れになってしまっていることを反省。

 参考記事:光村の教科書でラウンドシステムを試してみたい

 

さて、最近「本読む期」に入りました。人生の中で突如訪れる「本読む期」。普段は(ダメだとわかっていながらも)あまり読書はしないのですが、この期間が訪れると足繁く図書館に通います。

その中で出会った本「GRIT やり抜く力」。自分用の覚書なのであらすじとかは無視です。

やり抜く力

やり抜く力

 

 

 

GRITとは

目標を達成できる人や、成功する人に共通していることは「やり抜く力(GRIT)」があるということ。才能や貯金ではない。

 

やり抜く力をはかるグリット・スケール

「やり抜く力」とは「情熱」と「粘り強さ」の2つの要素でできている。それらが自分にどれだけあるかわかる診断テストがこちら↓

<あてはまる1pt あてはまらない5pt>で計算

1.新しいアイディアやプロジェクトが出てくると、ついそちらに気を取られてしまう

2.目標を設定しても、すぐ別の目標に乗り換えることが多い

3.達成まで何ヶ月もかかることに、ずっと集中してなかなか取り組めない

4.興味の対象が毎年のように変わる

5.アイディアやプロジェクトに夢中になっても、すぐに興味を失ってしまったことがある

<あてはまる5pt あてはまらない1ptで計算>

6.私は挫折をしてもめげない。簡単にはあきらめない。

7.私は努力家だ。

8.一度始めたことは、必ずやりとげる。

9.私は勤勉だ。絶対にあきらめない。

10.重要な課題を克服するために、挫折を乗り越えた経験がある。

1~10のポイント数を10で割った数がグリットスコア。最高スコアは5(やり抜く力が高い)で、最低スコアは1(やり抜く力が低い)。アメリカ人の平均スコアと比べると、3.8はほしい。

自分の覚書用に本から抜粋したので順番を入れ替えているが、1~5を5で割ったポイントが情熱スコアで、6~10を5で割ったポイントが粘り強さのスコア。スコアシートは○をつけていくだけなので詳しくは本を見る方が良い。

 

ウォーレン・バフェットの教え

大切なことに集中すべし。仕事の目標を25個挙げ、もっとも重要な5つに○をつける。残り20個のことは関わらないようにする。

 

中3の勉強時間を2倍にさせた質問

Q1.どうしたら世の中はもっと良くなると思うか?

Q2.今学校で習っていることで、Q1のために役立ちそうなことはあるか?

勉強する目的について考えた生徒たちは、試験勉強の時間が2倍に増えたという。

 

 

以上、「GRIT やり抜く力」を読んで印象に残った、自分用の覚書でした。