英語教師きいとのブックマーク

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文科省作成「おしえて!日本の小学校(英語版)」が中学校の英語の授業で使えるかもしれない

気付けば新学年になって初の投稿です。

前回の記事(文科省のYouTubeチャンネルで見つけた動画)に触発され、「4月から新しい英語の教科書になるし、授業の流れをリニューアルして英語で英語の内容を理解する活動を増やそう!話す活動も!書く活動も!」と意気込んでいたのですが。

2年生になったからと言って、頭の中身までが2年生になったわけではないのですよね。当然ながら。

私の方は「2年生になったしあんなこともしたい、こんなこともできるんじゃないか」と思って仕掛けても、いまだに「ベースボールってどうやって書くんですかー?」と聞いてくる野球部を見て、「そうだ、この子たちはまだ2年生の着ぐるみを着た1年生だったんだ・・・」と気付きました。

 フォニックスが苦手な生徒が2年生になって突然英語がスラスラと読めるようになるわけでもなく。基本単語のスペルすらあやしい生徒が英作文を自由自在に使えるようになるわけでもなく。とはいえ、入学したときよりは少しずつ成長している彼らを見て、新しい学年になっても、新しい教科書になっても、コツコツとPracticeを積み重ねていかないといけないのだなと思い直したのでした。

 

さて、文科省YouTubeチャンネルに「おしえて!日本の小学校」という動画が公開されています。日本に移住してくる外国人児童生徒のための動画で、7か国語に対応しているとのこと。もちろん英語版もあります。

英語の教科書で、各国の学校生活や日本の学校生活についての単元のときに見せると良いかもしれません。

 

「はじめまして!今日からともだち(英語版)」もあります。

 

個人的には、発音が吐息交じりに聞こえる点が聞き取りづらいなと思うのですが(「スクール→スク(フ)ール」「ジャパン→ジャパ(ハ)ーン」に聞こえる)
ぜひ中学校版も作っていただきたいです。