英語教師きいとのブックマーク

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そろそろ中間テスト

ご無沙汰しております。

そろそろ2学期の中間テストの時期ですが、担当の1年生から「最近の英語は意味わからん!」と言われることが増えて、テンションDOWNな今日この頃です。(3単現のsが鬼門)

自分の経験上、授業内容を理解するには、精神年齢がある程度のレベルに達していないと理解できないと考えています。私自身、英語を理解できたと自覚できたのは高校に入ってからでした。

だから『まあ、私も中1の時に3単現のsはもちろん、英語はさっぱり”理解”していなかったからなぁ・・・』と心の中では遠い目をしてみたりするのですが、やはり教えている立場である以上、今理解してほしいと思うのが教師心。

 

テストが近付いてきて気になるのが、今の中学生全般にあてはまるのか本校の生徒のみにあてはまるのかわかりませんが、ワークの宿題を出せば「答えを丸写しすればいい」という考え方が横行しているということ。

それも、家でこっそり丸写しするのではなく、教師の目の前で丸写しするのです。

読書感想文はネットから拾い、ワークは答えを丸写し、美術や自由研究の宿題はネットからアイディアを”拝借”したものを平気で自分の作品として提出します。

先日は、いつものようにチャイムの5分前に教室に入ったところ、半分近くの生徒が座席に座って勉強していました。しかしよく見てみると、その日に提出のプリントを、友達の答えを右から左に写しているだけ・・・。

多分、自分の教科も同じように”処理”されているのだろうなあと思って、むなしくなりました。

 

教師の仕事は、教科を教えることだけでなく、勉強に向かう姿勢やモチベーションを高めてやることなのだろうとは思うのですが。教師の仕事っていったい・・・と途方に暮れていた折、こんな記事を見つけました。↓

【なるほど】なぜ勉強しなきゃいけないの? の最適解がTwitterで話題 - 「うまい例え」「世界の真理か?」の声 | マイナビニュース

勉強はゲームのレベル上げと同じで、レベルが高いと使える魔法が増えたりお金が二人して冒険に有利だから。とのことです。

 

将来の目標を持っている子どもは勉強への意欲も高いですが、私の感覚的には将来の見通しが立たない生徒が多いと感じています。学校でも家でも、「勉強しなさい!」という声掛けだけでなく、子どもへの勇気づけや動機付けを意識した声掛けが必要なのだろうなと感じました。