英語教師きいとのブックマーク

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三十代には分岐点がある/堀裕嗣先生

久しぶりの更新です。分散登校も終わり、やっと通常授業が始まりました。

通常授業とは言っても、いつものようなペアワークやグループワークはできないので、「○ページを30秒で読む」みたいな個人の課題を与えています。そろそろ教科書本文に入るから、ペアワークもしたいんだけどなあ・・・と思う今日この頃。

 

本日はネガティブモードも入っているので、テンションを下げたくない方はご遠慮ください・・・。

 

三十代には分岐点がある

facebookを見ていたら、同業者のタイムラインからnoteの記事が流れてきました。それを読んで、私のことを書かれているのかと思ってハッとしました。


「三十代には分岐点がある」という記事。こんなブログを立ち上げておきながら、私自身はことごとく「後者」の教師になってしまっているなあと感じました。

1 先の見える方と先の見えない方

自信をもって順調に仕事をしていく人と、自信を失ってちょっとだけ後ろ向きに仕事をするようになる人との分岐点が三十代の前半にある。

まさに、私はちょっとだけ後向きに仕事をしている私。「これまでの教員人生を否定したくなるほどに落ち込んでしまう」こともあるし、「辞めてしまおうか」と考えたこともある。「これがあと三十数年続くのか」「自分はそれに耐えられるだろうか」・・・本当に、自分の心のうちを見透かされているようで。表には出さないけど、”後者”の教師はみんなそうなのだろうか。一昨年の今頃は、本気で転職活動をしてたっけ。

前者は成長し続け、後者は成功を求めて彷徨う。前者は成長を求めて成功を勝ち得、後者は成功を求めて失敗に落ち込む。成功が成長を志さした者にしか訪れないことを後者は遂に知り得ない。僕はこの原理を「先の見える方を選ぶのが成功のコツ、先の見えない方を選ぶのが成長のコツ」と言う。

見通しの見える道を選びたくなるけど、「成功」ではなく、「成長」しないといけないのか。

 

2 正しすぎる論理と三校目の危機

職員会議というものは何が正しいかではなく、だれが言ったかで決まるものだ。その意味で、職員室でまず目指すべきは「あの人が言うなら仕方ない」と思ってもらえるような人間として認めてもらうことなのだ。

私は 鴨頭さんのYouTubeを良く見るのですが、コンテンツ(内容)やデリバリー(表現)だけでなく、その根幹にあるマインドを育てる、すなわち「伝わる自分になる」という考え方に通じるものがあるなと思いました。

 

3 上の世代と下の世代

三十代には分岐点がある。生き方の意識の中心を職場に求める教師と、それを職場外に求める教師との分岐点である。

はい。完全に、今の私は、生き方の意識を職場外(=家庭)に求める教師です。働き方改革、定時退勤という言葉が大好きです。私が新任~若手の頃、30代・40代の先輩たちに何度も飲みに連れて行ってもらって励まされたのに、後輩たちにはそれを返していない。自分でもそれはわかっているんです。

 

それができない自分が自己嫌悪なんです。

人生の中心=教職という先生が、とてつもなく輝いて見えるけど、自分には他に優先したいことがあるんです。

堀先生のnote、すべて自分のことを言われているようで、、、日々、悩んでいます。

締め方がわかりませんが、心に刺さった記事だったので記録しておきます。

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