おすすめ本「人間は9タイプ 子どもとあなたの伸ばし方説明書」
今日のオススメ本はこちら。
ビリギャルでおなじみの坪田先生の著書です。
人間を9タイプに分類する診断テスト
坪田先生は、大学で学んだ心理学の「エニアグラム」という理論や他の学説を踏まえて生徒を9タイプに分類し、生徒それぞれに合った学習方法をアドバイスしているそうです。坪田先生の塾生は、入塾時に必ずこの診断テストを受けるそうです。
36問・90問版の診断テストがweb上に公開されています。↓
学活でやってみたいなー。
ここからは、9タイプの簡単な説明と効果的な学習法を紹介します。(自分用まとめなので、詳しい情報は本をご覧ください。)
①完璧主義者タイプ
- 任されたことは責任を持ってしっかり行う。
- 計画通りにいかないとやる気をなくすのが弱点。
- ペースメーカーになるコーチやメンターの存在が重要。
- 完璧を求めるあまり、検算しすぎて試験時間がなくなることも。時間配分に注意。
②献身家タイプ
- 人に喜ばれることに喜びを感じる。
- 一緒に勉強する仲間を見つけてペアを組むと良い。
- 「人のため」を追求しすぎて、自分のことはそっちのけにならないよう注意。
③達成者タイプ
- 人と競争することに喜びを感じる。
- 頑張り屋さんだが、手痛い失敗で挫折を感じるとやる気を失う。
- 短期目標をたくさん設定し次々とクリアすることで勢いがつく。(「15分で問題を解く」など)
- 高いハードルを設定するのは逆効果。
④芸術家タイプ
- 独特な価値観を持ち、世間一般的な評価や目標達成にはあまり関心がない。
- 勉強する目的がはっきりすればすごい集中力を発揮する。(「この知識を強化すれば、もっと面白いことができる」)
- 「自分にしかできないこと」であればあるほど、やる気が出る。
- 集団の中で競争させるより、個別指導で目的意識を持たせてやると良い。
⑤研究者タイプ
- 頭で考えるタイプ。いわるゆる「勉強好き」
- 探求心が偏ってしまうと、得意教科ばかり極めがち。
- 勉強自体が目的になってしまうことがあるので、「世の中にどう役立てるか?」という意識を持つことも重要。
⑥堅実家タイプ
- 誠実で責任感が強く、ルールどおりにコツコツ物事を行なうのが得意。
- 優柔不断な一面もあり、様々な勉強法に目移りして混乱することも。
- 勉強時間、使う問題集、目指す目標などを細かく決めて、記録して振り返ることで成功への道筋が見える。
⑦楽天家タイプ
- 好奇心旺盛で楽しいことが大好きな性格。
- 飽きっぽいので、ワクワクする目標を立てる。(モテそう、楽しそうなど)
- 「これが終わったらお菓子を食べる」などの報酬を用意するのも○。
- 薄い問題集をたくさんこなしてテンションアップ!
⑧統率者タイプ
- リーダー気質なので、仲間と勉強することが向いている。
- 献身家タイプのように助け合うのではなく、自らリーダーとなっていチームを仕切るのに適している。
⑨調停者タイプ
- 波風を立てたくない平和主義タイプ。
- 闘争心に欠けるため、スローラーナーになりがち。
- 自分に合わない指導者でも我慢しがち。本人は我慢しているという自覚もない。
- 様々な指導者や指導法を試して「自分が無理していない」と感じるものを探して。
また、この9タイプ分類を使ってビジネスの場で自分を生かす方法がリクナビで紹介されています。
【あなたはどのタイプ?】『ビリギャル』の坪田先生が教える!9つのタイプ別「自分の伸ばし方」 | リクナビNEXTジャーナル
学活や道徳で診断テストをすれば、生徒一人ひとりに合った指導ができそうです。