フォニックス指導に役立つ動画①フォニックスソング5選+α
前回に続き、フォニックスの話です。
フォニックスは歌で導入することが多いと思うのですが、最近では映像を見ながら導入できるので、以前よりも視覚的に訴えながら指導することができます。
YouTubeで「phonics」と検索するとたくさんの歌が出てきますが、授業で扱うにはどれがいいのか、数多ある動画を片っ端から見て授業で使えそうなフォニックスの歌の動画だけを選んでみました。
選定の基準
- 長すぎない(長くても5分)
- なじみやすいリズムとテンポ
- 「音」と「文字」が同時に見聞きできる
- 日本人でもわかる単語が使われている(これがなかなか難しい!)
- ハグやキスなど思春期を刺激しそうな単語が入っていない
フォニックスソング(再生時間の短い順)
- 松香フォニックスの歌(1:27)★オススメ!
- Easy ESL Gamesの歌(2:25):ABCの歌とフォニックス★オススメ!
- Kids TV 123の歌(2:52):絵のクセがすごい
- The Kiboomersの歌(2:52):ほのぼのした曲調と絵が◎
- Cocomelonの歌(3:58):トイストーリーの世界観
- 惜しくも選考漏れした動画 ~Xがザイロフォンでもいいなら~
松香フォニックスの歌(1:27)★オススメ!
YouTubeで海外製のフォニックスソングがたくさんある中で、やっぱり日本人になじみやすいのは松香フォニックスだなと思いました。シンプルなチャンツで1分半程度なので、言うのも聞くのも飽きません。少し速いのが難点。再生速度の調整やポーズを入れる必要があります。
Active Phonicsは副教材として使ったこともあります。ボリュームが多いので、気合を入れてフォニックスに取り組みたい年にはおすすめ。
Easy ESL Gamesの歌(2:25):ABCの歌とフォニックス★オススメ!
最初におなじみのABCの歌を歌ったあと、フォニックス編が始まります。
Kids TV 123の歌(2:52):絵のクセがすごい
YouTubeで「phonics」と検索して再生回数順でソートすると上位に出てくるKids TV 123。曲がスローで初心者にはいいのかもしれませんが、やや眠くなりそうなのと、何と言っても絵のクセがすごい。教室がザワつきそうですが、一応大手?なので載せておきます。印象には残るかもしれません。
The Kiboomersの歌(2:52):ほのぼのした曲調と絵が◎
イラストが可愛いので女子校とかでウケるかもしれません。4文字ごとに復習の小節があり、丁寧に作られている印象です。
Cocomelonの歌(3:58):トイストーリーの世界観
ピクサーの作品かと思うようなストーリー性と映像美が魅力。親からカメラを受け取った子供たちが、それぞれの文字から始まるものを撮影してABCの表を完成させていく様子がなんとも可愛いです。
惜しくも選考漏れした動画 ~Xがザイロフォンでもいいなら~
以下の2つは、条件には合っているのにXの単語がザイロフォンだった2つです。boxやfoxだったら、是非授業で使いたかったのですが・・・。せっかくなので載せておきます。
Little Baby Bumの歌(1:48)
松香フォニックスのように短時間で終わるところが好みで「おっ!」と思ったのに、なぜ・・・「クス、クス、ザイロフォーン」
Happy Happy Kids TVの歌(4:00):明るい曲調とテンポ
『アジアの純真(PUFFY)』のようなイントロで始まるこの曲は、テンポのいい明るい曲調が特徴。途中で5秒ずつ入る間奏に何のイラストもないのが惜しい。
Livy's Family Adventuresの歌(4:17)
これも『アジアの純真(PUFFY)』から始まるのですが、次の文字に移る前に本物の映像が流れるところが好きです。次はどんな映像が流れるのか、つい見たくなってしまう動画。ザイロフォンじゃなければ使いたかった。
今後も、授業で使えそうな動画があれば追加・更新していきます。
次の記事:フォニックス指導に役立つ動画②サイレントeや母音など5選+α