英語教師きいとのブックマーク

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7つの習慣を授業で扱うための、おすすめの本とワーク③

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前回に引き続き、7つの習慣を授業で扱うための本に載っているトレーニングを紹介します。おすすめの本:ぼくに7つの習慣を教えてよ!

7つの習慣 

  1. 自分が選択する
  2. 終わりを考えてから始める
  3. 大切なことを優先する
  4. Win-winを考える
  5. まず相手を理解してから、自分を理解してもらう
  6. 相乗効果を発揮する
  7. 自分を磨く

 

6.相乗効果を発揮する

他人と協力して相乗効果を発揮することで、より良い考えにたどりつきます。

 

 本では、相乗効果が発揮された場面を思い出したり、相乗効果を邪魔するものを話し合うワークが紹介されていました。ゲーム性を取り入れたい場合は、コンセンサスゲーム配置特定ゲームなどでしょうか。仲間と協力して1つの答えを導く系のゲームです。「グループワーク」で調べるとたくさん出てきます。参考記事↓

 

7.自分を磨く

自分を磨いて成長しつづける方法を考えます。

 

 トレーニング22 ある木こりの話

 休憩を1回もとらない木こりより、適度に休憩をとって刃を研いでいた木こりの方が結果的に早く木を切ることができるという話が紹介されています。

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私たちは普段から読書、トレーニング、人に優しくする、などを通して、心身(頭・体・心・人間関係)を磨く必要があります。

 

自分を磨くにはどんなことをすれば良いのか?本ではワークは紹介されてないのですが、するとしたら第2の習慣でも紹介したマンダラートとか。

心の健康を保つという意味で、気軽にできるのは自分のストレス対処法を100個書き出すコーピングリスト作成とかでしょうか。

自分を磨くことで、6つの習慣から得られるパワーがさらにアップするそうです。 

 

以上、ぼくに7つの習慣を教えてよ!より、授業で扱えるトレーニング(ワーク)を紹介しました。

 

教育機関向けプログラム:7つの習慣J 

また、こんな風に我流ではなく、公式から教育機関向けに提供されている7つの習慣Jというプログラムもあります。

ゲームやクイズ、ワーク、ディスカッションなどを通して仲間たちと協力しながらアクティブラーナーとしての考え方や習慣を学ぶことができます。現在は、日本全国の中学校・高校、専門学校、短大・大学、学習塾で「7つの習慣J®」プログラムが導入されています。

 

7つの習慣の本には、その教えもさることながら、学活や道徳で使えそうなワークがたくさん紹介されています。他にも良いワークがあれば追加していきます。